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うつ病で障害年金3級を検討するとき|仕事や日常生活状況についてどう伝える?

「仕事を続けていると障害年金3級は難しいのか」「診察で何を伝えればよいのか」と悩む方へ。働いている事実だけでなく、どのような配慮や援助があって勤務できているかを整理することが大切です。

この記事の結論

3級は原則として障害厚生年金に設けられています。初診日に厚生年金へ加入していたかを確認したうえで、欠勤・時短・業務軽減・職場の援助と、帰宅後を含む生活状況を事実に沿って整理します。

この記事で分かること

  • 3級を検討する基本条件
  • 働いている場合の確認事項
  • 職場の配慮と援助の整理
  • 帰宅後の日常生活への影響
  • 診察で伝えるメモの作り方

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障害年金3級は障害厚生年金の等級です

初診日に厚生年金へ加入していた方は、障害厚生年金3級を検討できる場合があります。初診日に国民年金へ加入していた場合、障害基礎年金には3級がありません。

加入制度だけでなく、保険料納付要件と障害状態も確認します。

働いているだけで直ちに対象外にはなりません

就労している場合は、勤務時間だけでなく、欠勤・遅刻・早退、休職歴、時短勤務、担当業務の軽減、上司や同僚の援助、意思疎通の状況を確認します。

給与額や雇用形態だけで結論を出さず、どのような条件があって勤務を維持できているかを見ます。

相談前にまとめたい共通項目
  • 最初に受診した医療機関と受診時期
  • 転院・休職・復職・退職などの時期
  • 調子のよい日と悪い日の頻度
  • 家族や職場から受けている援助
  • 一人では難しい家事・手続き・対人場面

帰宅後や休日の生活も確認します

職場では何とか勤務できても、帰宅後に寝込んで食事や入浴ができない、休日は回復だけで終わることがあります。仕事と日常生活を切り離さずに整理しましょう。

家族が家事・服薬・金銭管理を代行している場合は、その内容と頻度も重要です。

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診察では事実・頻度・援助をセットで伝えます

「家事ができない」だけでなく、「平日は家族が夕食を用意している」「月に数回、朝起きられず欠勤する」のように、場面・頻度・援助者を加えます。

等級を医師に指定するのではなく、医師が状態を把握できるよう事実を過不足なく伝えます。

申請準備は「受診」「生活」「仕事」の3本で整理します

障害年金の準備では、病院の資料だけを集めても生活全体が見えないことがあります。反対に、困りごとだけを書いても、いつから治療を受け、どの時点の状態を請求するのかが分からなくなります。受診歴、日常生活、就労・支援の3本に分け、最後に同じ時間軸へまとめると整理しやすくなります。

分野 整理する内容
受診 初診、転院、診断名の変化、通院頻度、服薬、入院歴
生活 食事、清潔、家事、金銭、服薬、外出、対人関係、家族の援助
仕事・支援 勤務時間、欠勤、休職、業務軽減、職場の配慮、支援機関の利用

すべての資料を最初からそろえる必要はありません。分からない日付は無理に断定せず、おおよその時期と手がかりを記録します。家族が把握している生活状況と、本人が感じている困難が異なる場合は、どちらかを消すのではなく、両方を確認しましょう。

資料に書かれた「できること」が、毎日安定して一人でできるのか、声かけや見守りがあればできるのかも分けて確認します。一度だけ起きた出来事と、繰り返している困難を区別すると、援助の実態や生活への影響が伝わりやすくなります。

診断書は医師が作成し、病歴・就労状況等申立書は請求者側が経過を説明する書類です。等級に合わせて内容を作るのではなく、同じ生活実態がそれぞれの書類で矛盾なく伝わるよう準備します。

よくある質問

Q1.病名があれば障害年金を受けられますか?

病名だけでは決まりません。初診日、保険料納付要件、日常生活や就労への制限などを個別に確認します。

Q2.働いている場合も申請できますか?

働いていることだけで対象外にはなりません。仕事内容、勤務実績、配慮、援助、帰宅後の生活への影響まで含めて確認します。

Q3.家族の援助も伝える必要がありますか?

はい。援助があるから生活できている場合は、誰が、何を、どのくらいの頻度で支えているかを整理します。

Q4.診断書の等級を医師に指定してもよいですか?

等級を指定するのではなく、症状と生活・就労の実態を正確に伝えます。診断書の医学的判断と作成は医師が行います。

Q5.一人で準備するのが難しい場合はどうすればよいですか?

受診歴や生活状況が整理できていない段階でも相談できます。手元にある診察券、通知書、勤務資料などから確認を始めましょう。

まとめ

3級は原則として障害厚生年金に設けられています。初診日に厚生年金へ加入していたかを確認したうえで、欠勤・時短・業務軽減・職場の援助と、帰宅後を含む生活状況を事実に沿って整理します。

資料がすべてそろっていなくても、分かる範囲から確認できます。和歌山で障害年金を検討されている方は、当事務所へご相談ください。

生活と仕事の状況整理からご相談ください

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投稿者プロフィール
田中 正利
田中 正利社会保険労務士
社会保険労務士法人TSR 代表社員・社労士の田中正利です。和歌山県を中心に、障害年金の申請・相談サポートに力を入れています。「親切・丁寧・親身」を大切に、お一人おひとりの状況に寄り添い、適正な障害年金の受給につながるよう全力でサポートいたします。もし障害年金のことでお悩みでしたら、まずはお気軽にご相談ください。
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