大動脈弁狭窄症・閉鎖不全症(人工弁)で3級が認定されたケース
請求者:50代男性
傷病名:大動脈弁狭窄症・閉鎖不全症(人工弁)
初診時:運送会社勤務(厚生年金)
等 級:3級
1.概要
発症初期、起床時に息苦しさを感じるようになった。その後、数分間の呼吸困難感や、洗顔などの日常の動作で動悸を生じるようになったため受診。CTR値や心電図の結果から左室が肥大しており、心エコー図にて左室収縮機能低下、大動脈弁狭窄及び閉鎖不全の症状が確認された。軽度の心不全の状態であり、大動脈弁弁膜症に対し大動脈弁置換術を受け、現在も治療を継続している。
2.仕事の様子
発症時は運送会社に勤務し、主は事務仕事であったが、ときに現場作業にも従事していた。しかし現在は事務仕事のみで、定時で出社・退社する生活である。
3.普段の生活の様子
発症前自信のあった体力も発症後は落ちてしまい、仕事から帰るとすぐに横になってしまう状態。日常生活での力仕事も、家族が代わって行っている。
4.結果
障害厚生年金3級 約90万円