拡張型心筋症・慢性心不全（ICD埋め込み）で２級が認定されたケース

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拡張型心筋症・慢性心不全（ICD埋め込み）で２級が認定されたケース

請求者：４０代男性
傷病名：拡張型心筋症・慢性心不全（ICD埋め込み）
初診時：営業
等　級：２級

１.概要

発症時、風邪で体調を崩した後に咳・痰・倦怠感・息苦しさなどの症状が現れたため病院を受診。うっ血性心不全と診断され入院し、検査と投薬治療を行う。退院後も体調が優れなかったため退職し、自宅で安静に過ごしていたが再度病院にかかり、慢性心不全の悪化による拡張型心筋症と診断される。体調の変化はあったが、調子が良ければ農作業の手伝いを行い、家事などを行い自立した生活を送ることが出来ていた。
１０年程経った頃、ホルタ―心電図により長時間の不整脈を指摘される。抗不整脈薬を服用していたが、副作用が生じたため中止。農作業の手伝いや家事なども思うようにできなくなり、自宅で安静生活を送っていたが体調は徐々に悪化したため、埋込型除細動器の埋め込み手術を行う。
現在は自宅で療養中だが、息切れ・疲労感を感じることが多くなり、階段の昇降といった日常の動作にもつらさを感じている。医師からも農作業の手伝いなどの軽作業も禁止され、家庭内での安静を厳命されている。