右大腿骨頭壊死・人工関節置換で3級が認定されたケース
請求者:50代女性
傷病名:右大腿骨頭壊死・人工関節置換
(IgA腎症の治療におけるステロイドパルス療法の副作用)
初診時:会社員(フルタイム、厚生年金)
等 級:3級
1.概要
5年前に会社の健康診断にて腎臓要検査とされ、精密検査の結果IgA腎症と判明。入院時にステロイドパルス療法を受け、退院後もステロイド剤の内服を継続。
退院後、半年ほど経過した頃より右足に体重をかけると痛みを生じるようになり、痛みが徐々にひどくなったために会社近くの整形外科を受診したところ、「大腿骨頭壊死」と診断。大病院に紹介され、3年前に人工関節への置換術を受けた。
2.仕事の様子
発症時は民間会社の総務部門で勤務。デスクワーク中心で外出機会も限られているため、現在も就労を継続している。
3.普段の生活の様子
人工関節置換後の経過は良好であるが、それでも足に負荷がかかるような運動、動作は医師から禁じられており、発症前は休日にランニングなどを行っていたがそれもできなくなってしまった。
4.結果
障害厚生年金3級 約80万円