糖尿病性腎症・人工透析で2級が認定されたケース
請求者:50代男性
傷病名:糖尿病性腎症・人工透析
初診時:自営業(国民年金)
等 級:2級
1.概要
発症時、肥満気味であり血圧も高めであった。頭痛・咳き込み・嘔吐・下痢などの症状があり、しばらく経っても改善しなかったため病院を受診。高血圧・糖尿病、高脂血症の治療の必要性を医師から説明されたが、明らかな症状などがなかったため治療を中断。数年経過した頃、片目が見えづらくなり病院を受診。網膜中心静脈閉塞と診断された。血圧等の症状は発症時から改善されておらず、減量・食事療法による糖尿病の治療を開始。症状は落ち着き、現在は治療も終了。しかし他方で腎機能が悪化し、腎障害(腎硬化症)の治療を開始。治療するが状態は悪化し、数年後には尿毒症状が現れたため、血液透析の導入となった。
2.仕事の様子
発症時は会社に勤務していたが、現在は退職し自身で事業を行っている。
しかし、透析治療に通わなければならないため、就労・日常生活には制限がある。
3.普段の生活の様子
透析治療に頻繁に通う必要があり、一度の治療にも時間がかかるため日常生活には制限がある状態にある。
4.結果
障害厚生年金2級 約80万円