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小脳変性症で3級が認定されたケース

請求者:30代男性
傷病名:小脳変性症
初診時:住宅設備メンテナンス・正社員(フルタイム、厚生年金)
等 級:3級

1.概要

20代後半よりふらつきや、立ち上がる際に両足に力が入りづらいと自覚するようになる。当初は仕事の疲れによるものだと考えていたが、数年ほどして舌の動かしづらさ・言葉の出にくさを自覚したため、脳梗塞ではないかと考えて病院を受診。精密検査の結果、「小脳変性症」との診断を受けた。

2.仕事の様子

発症時は住宅設備メンテナンス事業を営む会社の現場作業員であった。症状の進行に伴い、現場での身体作業が辛くなったことから事務部門に異動。現在も事務員として勤務しているが、ろれつがうまく回らないことから電話対応は行わず、PCを用いた事務作業にのみ従事している。

3.普段の生活の様子

手足に力がうまく入らず、日常生活に支障をきたしている。文字を書くにも自身の名前を書くだけで疲れてしまい、また、前述のように言葉も出づらいため、普段はタブレットを用いてメールやチャットを用いてコミュニケーションをとっている。歩行についても屋内では壁や机に手をついて移動しており、屋外(2,30m以上の移動)には片杖を用いている。

4.結果

障害厚生年金3級 約60万円
 
 

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