うつ病、事後重症で障害基礎年金2級が認定されたケース
1 相談に来られた時の状況
12年ほど前の大学生の頃、進学問題の悩み等によりうつ状態が出現。頭痛、睡眠障害、抑うつ気分、不安感などの症状が見られた。
進路が決まり、一時は軽快したものの、肉親の死と就職問題に直面し再発。次第に症状が悪化し、労務不能になる。
2 田中社労士による見解
典型的うつ病の症状を呈しており、症状も比較的重いことから障害基礎年金2級の可能性があると判断しました。
3 受任してから申請までにやったこと
初診日証明、診断書作成のサポート
初診日証明と診断書について、医師との連携が必要かと判断し、本人の了解を得て医師との連絡を取りながら作成を進めていきました。医師が協力的に対応してくれたおかげで、診断書もスムーズにとることができました。
自宅で重い症状が現れた時のことをレポートにして、ご本人に持って行っていただいたのも功を奏しているのではないかと思います。
申立書作成上のサポート
何回かお話をさせて頂き、ご本人の訴えたいことをきちんと聞き取って申立書に落としていきました。
4.結果
ご本人のご協力もあって、2カ月程度の期間で障害基礎年金2級の認定決定通知書が届き、80万円を受給することができました。ご本人も大変喜んでおられました。